はいはい、だいぶ気持ちに余裕が出て来て、外出の頻度も増えて参りました。
今日は月曜にも関わらず、勢い勇んで学校帰りにTate Britainへ行ってきました。
イギリスでは、Tate Modern, Tate Britain. Tate Liverpool, Tate St Ivesこの4つを総称して"TATE"と言っているみたいです。
普段の会話に出てくるとかではなく、単に表記上ですかね?
今日行ったTate Britainのお目当ては、ジョン・エバレット・ミレイ。
日本名の「オフィーリアよ永遠に」という絵画を観たくて行って参りました。
一昨年、東京のBUNKAMURAで企画展があって、一度は観ていたのですが、やっぱりまた観たい!!と。
シェイクスピアのハムレットの1場面を描いた絵画で、オフィーリアが入水自殺を図るというなんとも悲しいシーンなんですが、その描写とか、悲しさとかがきっと心をつかむんだと思います。
この絵画の前では、やっぱりみんな足を止めて説明書きなどを読んでました。
→http://www.tate.org.uk/servlet/CollectionDisplays?venueid=1&roomid=4354
個人的には、展示内容はTate modernよりもBritainの方が落ち着いた感じがして好きかもしれない。
展示内容というか、もしかしたら展示の仕方も関係しているのかもしれないけど。
(建物はtate Modernの方が好きだけどなー。。。。)
人も少ないし、一つ一つをじっくりと観ることができます。
歴史あるイギリス絵画から、現代アートまで。
幅広いです。
お目当てだったミレイ以外でかなり心を奪われたのが、「RICHARD LONG」氏。
自然をテーマにしたアーティストで、写真も撮るし、アート作品も作っておられる方。
写真は、ひろーい大地にその場にあるものを少し並べ替えたりして、造形して、写真を撮る。
絵の方は、泥を絵の具代わりに、手だけで描く。
言葉で説明するのは限界がありますね。
RICHARD LONG Official site
→http://www.richardlong.org/exhibitions/exhibitions.html
(作品集のページに直にリンクを張っています)
何かが伝わるとか、強いメッセージを感じるとか、そういうことではなくて、きっと自然の偉大さと少しの造形のバランスとか、泥と手、二つの違った自然の組み合わせから生まれる暖かみを感じるアートとか、そういうのに心奪われてしまったんだと思う。
珍しく、作品集の本まで買ってしまった。
もー気に入って、買わずにはいられなかったー。。。