Hiya, from Edinburgh!

帰国もじわりじわりと迫ってきたところで、

UK滞在中の目標のひとつにしていたエジンバラ旅行へ出かけて来ました。

エジンバラは、スコットランドの首都。

いつも行動をともにしている日本人の友達も一緒に。

 

ロンドンからコーチ(長距離バス)で約10時間ちょい。

列車で約4時間半。

飛行機で約1時間ちょい。

一番安いのは、言わずと知れたコーチ。

 

でも10時間は辛いので、私たちは料金がコーチよりちょい高いぐらいの料金で行ける航空会社"Easy Jet"を利用して、飛行機でエジンバラIN。

安い便なので、限られた時間の便しか利用できないけど、

それでも旅程はゆったりざっくりとこんな感じ。

 

12日/19時半ロンドン発、21時過ぎエジンバラ着。

13日/一日観光。

14日/19時過ぎエジンバラ発、20時半過ぎロンドン着。

 

旅に事件はつきもの、というのは今までの一人旅でよくよく承知していたけれど、エジンバラでもさっそくありました。

予約していたホテルが、地図で見るよりも意外と距離があって、エジンバラ市内の中心地から約1時間ちょい歩いてしまいました。が、事件はそれだけではありません。

やっとの思いで着いたホテルで開口一番「すみません、部屋が空いていないので、他のホテルに行ってもらえますか?ホテルはタクシーの運転手が知っています。」と。

「はい?」と聞き返すこともせず、人の良い日本人ふたりはホテルの表でタクシーの迎えを待つ。

5分少々待って到着したタクシーに連れて行かれた先は、さっき出発したエジンバラの中心地。

え~~~、、、、、、。

1時間かけて歩いて来た道を、車で10分ほどもかからず戻されてしまいました。

そして、紹介されたホテルは元銀行の建物をホテルにしたという「The Bank Hotel」。

1Fがパブになっていて、パブの奥からホテルのフロアへ階段で上がって行きます。

私たちの部屋は最上階。

ふい~。

やっと、やっと部屋について、バタンキュー。

、、、、と思いきや、うたた寝のあとお風呂に入ると多少元気が出たのか、遅くまで友達と語らってました。

 

ひとしきり話をして、3時頃、就寝。

 

 * * *

 

エジンバラ2日目。

前日の疲れもあってか、早朝には起きれず。

9時半頃ようやく朝食へ。

 

今までの経験上、あまりご飯は期待していなかったのだけど、否。

朝食から豪華。

フルーツ、フルーツジュース、卵(いろいろ選べる)、ベーコン、トーストなどなど、朝食メニューから好きな物を好きなだけ注文できます。

ジャムも数種類用意されていたし、注文したスクランブルエッグとベーコンがこれまたおいしい!もちろん、紅茶もパンもおいしくて、大満足。

 

朝から女子2人はよく食べよく話し、気がついたら11時前。

あ~!1日が終わっちゃう!と焦って、外へ出たところで「FREE」の4文字を友達が発見。

「あれ、なんだろね?」と近寄ってみると、ボランティア団体主催の、ウォーキングツアーでした。

英語でのガイドとのことで、私たちにどこまで分かるかね~と不安を抱きながらも、せっかくなのでその場で申し込み、参加。

エジンバラ市内を、約4時間かけて歩いてまわり、不思議な場所や昔の言い伝えのある場所、地名の由来、ハリーポッターゆかりの場所、などなど。盛りだくさんの内容でガイドをしていただきました。

ツアーには、同じように旅をしているいろんな国の人が参加していました。

ドイツ、ロシア、イタリア、中国、カナダ、スペイン、ギリシャなどなど。

ガイドさんは、3年前にエジンバラに魅了され移り住んだというポルトガル人の男の子。

時々、観光場所のエピソードに出てくる登場人物のモデルをツアー参加者から引っ張って来たり、かけ声を言わせたり、クイズを出題したりと、私たちがより楽しく参加できるようにいろいろな工夫をしてくれてました。

私も友達も、すっかりそのガイドさんのファンに。

(もちろん、ツアーの終わりに、一緒に写真を撮ってもらいました。)

 

 

ツアーのあとは、お昼ご飯を食べて世界遺産の眺めを観にカールトン・ヒルという丘へ。

そこからはエジンバラ市内とエジンバラ城のとても美しい景色が一望できます。

ぜひとも夕焼けが観たいということで、しばらく丘で待機。

 

完全な夕暮れは、寒さに負けて断念。

でも、ちょっと赤みのある空にエジンバラ城が映る景色が見れたので満足。

 

 


その日の夜は、昼間のガイドさんおすすめのレストランでハギスを注文。

(ちなみに、おすすめのレストランが実は泊まっているホテルの1Fのパブだった!ラッキー♪)

ハギスとはスコットランドの名物料理で、羊の内蔵を羊の胃袋に詰めてゆでたもの。

これだけ聞くとちょっと気持ち悪いし、実際私たちも話のネタ程度にしか期待してなかったのだけど、出て来た料理を観てホッと一安心。

しかも、食べてみるとおいしかった!!!

またもやガイドさん、ありがとう!!

 

女子ふたりは、ホテルの部屋に戻ってシャワーを浴びたあと、また夜中まで語らうのでした。

3時頃、就寝。

 

まるで修学旅行(笑)

 

 * * *

 

 

3日目は前日よりもちょっと早起きして、朝食を食べに1Fのレストラン・パブへ。

ところが・・・マネージャーさんが出て来て

 

「すみません、シェフが病気で。朝食は外で食べてきてください。料金はレシートを持ってきてもらえたら支払いますので。」と。

「そうかぁ、それは残念だねぇ」と近くのスタバにて、サンドイッチロールとフルーツを注文。

ご飯を食べて、また少し話をしてホテルへ戻ると、何故か食器やフォーク、ナイフの音が。

 

「あー、、シェフが来れて。。。朝食を食べたかったら用意できますが、、、もう必要ないですよね、、、。」と決まりの悪そうなマネージャーさん。

 

つまりシェフは、寝坊したと思われ。

そんなこともアリアリなこの国。

馴れた今では笑って許せてしまいます。

 

私たちはそのままチェックアウトを済ませ、エジンバラ城へ。

エジンバラ城は、エジンバラ市内を見渡せる丘(カールトン・ヒルとは反対方向)にあります。

エジンバラ市内では日本人にほぼ会わなかったものの、このエジンバラ城ではけっこうわんさかいらっしゃいました。

 

お城をじっくりと堪能し、続いてハリーポッターの生まれたという「エレファント ハウス カフェ」へ。

J.K.ローリングはお金のなかった当時、コーヒー一杯でこのカフェで粘り、窓から見えるエジンバラ城や古い学校をモチーフにしながらハリーポッターを書き上げたそうです。

 

お腹が満たされたところで、お土産もしっかりと購入し、帰路へ。

あっと言う間の2泊3日。

 

さて、話は表題へと戻ります。

 

Hiya! -ハイヤ!-

 

とは、エジンバラで覚えた挨拶。

英語の「Hi」にあたると思われるのですが、なんとなくそれよりも気さくで親しみを感じられて気に入りました。

ので、言えそうな時は私も使ってみることにしました。

 

と、もうひとつ

 

Tschuss - チュース!-

 

これは、ドイツ語の方が馴染みがあると思いますが、スコットランドでもよく聞きました。

「バイバイ!」という意味のようです。

(英語で発見できなかったので、ドイツ語ベースで書いてます。。。あしからず。)

 

 

Hiya! -ハイヤ!- Tschuss! -チュース!-