審査とは

先日、ひとつの写真をコンクールのようなものに出した。


3年前に入選した展覧会。


今年は、まったくひっかからなかった。


 * * *


うーん、残念。


と、結果が届いた時はそう思った。


まだまだだよなぁ、そうだよなぁ。

良いと思ったけど、ダメだったのかなぁ。


「また別のに出しましょう。審査が合わなかっただけです。」と先生。


優しいなぁ。。。。



そして数日後、作品が返ってきた。


それを見た瞬間。


なーんだ。と、吹っ切れた。


私としては、数年前に入選した写真より、数段良いと思っているからだ。


残念。この良さが分からなかったのね。


落とされた身でありながら、

むしろこっちから、「またいつか会いましょう」の気分。


前回入選したのは、どちらかというと「分かりやすい」写真だった。


あれはあれで、良かったところはあったけど、深みはないと思う。



 * * *


芸術、アート、クリエーティブ。


いろんな言い方があるけれど、

「分かりやすく」するのも程々にした方が良い。


みんなでがんばりましょう、にも限界がある。


"普及"させることで、全体のレベルが下がるならそれは文化を

維持できていないのと一緒である。



言い過ぎでしょうか。

いえ、そのぐらいのこと、言っていいでしょう。


誰でもできる、は、たいしたことない。


そういうことだと自らを省みて、

小さな小さなしょうもないプライドを維持するために

日々努力をするまでのことです。



 * * *


だから、そろそろリミットですよ。

と、自分に言い聞かせる。